泉龍太郎教授

アイデアを突き詰めることが,学問の種となり,また自分自身の糧となります。

Q.趣味、休日の過ごし方は?
 普段から人に運動の重要性を説いていることもあって,なるべく週に2~3回は体を動かすようにしています。だいたいは走るか泳ぐかで,いずれも時間的には1時間程度ですが,それだけではつまらないので,最近は自転車を購入し,行動半径を広げようと画策しています。飼犬との散歩は,気晴らしにはなりますが,あまり運動とは言えないレベルです。本当はアウトドアにも興味が有り,3年前の夏に富士山に登りましたが,最近は足が遠のいています。
 英語には未だに苦労していますが,欧米の映画やTVドラマ,ドキュメンタリーのDVDを,英語の勉強と称して見入っています。なるべくセリフの多いもので,日本語と英語の両方の字幕が揃っているものを選んでいます。
 若い頃から書籍をいろいろ購入していて,その置き場に苦労していましたが,10年以上前に今の自宅を建てた際,図書館に置いてあるようなスライド式書棚を導入しました。ただ,今はあんまり整理が行き届いていません。

Q.志望者に向けて,一言お願いします
 院生のテーマの項でも述べましたが,社会人として活動していれば,その中から疑問や問題の改善に関するアイデアは必ず出て来るはずです。それを突き詰めることが,学問の種となり,また自分自身の糧となります。
 ただ,研究を行うにはある程度決まったスタイルがあります。まず過去の文献を調べて,自分の抱いた疑問がどの程度,取り組まれているのかを知る必要があります。未解明の点があれば,それが研究の核となります。研究活動として行ったことは,記録としてまとめ,発表することも常に考えておく必要が有ります。発表しなければ,せっかく行った研究活動も,他者の眼に触れることがありません。その際,概要だけでも,英文で発表しておくことが望まれます。最後に,人は誰しも時間とエネルギーは有限であり,特に修士課程は2年の内に修了しなければなりません。取り組むべき課題の範囲と優先順位を,常に意識することを身に付けた方が良いと思います。ただ一度身に付けてしまえば,修士を終えた後でも,その後も研究活動を続けることは,それ程困難では無く,また研究以外の社会人としての仕事の取り組みにも,役に立つのではないかと思います。