川中敬一教授

Q.オフラインでのエピソードは何かありますか?
 私は,人生をそれなりに真面目に生きてきた積もりですが,私生活は褒められたものではありません。従いまして,エピソードとは,取りも直さず「恥」に他なりませんので,この場で披露することは,差し控えさせて頂きます。
 スクーリングの際にでも,「エピソード」になるような醜態を,とくと御覧ください。

Q.趣味,休日の過ごし方は?
 家庭内ではテレビの番組選択権すらない私の休日は,家内と小学生の娘のショッピングや「お店屋さんゴッコ」で酷使され,自分の趣味どころではありません。本当は,プラモデル作成や鉄道模型,国内旅行,空手をやりたいのですが・・・。これらは,彼女たちにより,ことごとく却下か無視の憂き目に遭っています。趣味に興じるのは,来世に期待するしかないようです。
 唯一許されているのは,週1回程度の「おっちゃん仲間」との飲み会。ここで憂さ晴らしをする程度の“つまらぬ人生”を送っています。

Q.志望者に向けて,一言お願いします
 修士課程では,「気負わない」ことです。僅か2年間で得るものなど,たかが知れています。重要なことは,自分の「関心の所在」の明確化と,自分なりの「思考スタイル」を確立することです。少なくとも,私の講義では,そこを重視します。
 もう一言。修士課程2年間と思っていても,実質的には1年半少々しか時間はありません。また,人間とは,それほど頭の良い生き物ではありませんから,使用目的不明な資料収集に奔走したり,論文の全体構成が不明確なまま資料を整理するよりも,自分の関心を常に見据えながら,入学と同時にとにかく論文を書き始めることです。その過程で,必要な資料を集め,書き進めていくうちに資料は整理されるはずです。私の恩師と大恩師は,そのように教えてくれました。時間は少ないので,修士課程の学生諸氏は,「学会」などに参加して自己陶酔に浸る時間はないことは確かだと思います。