野口恵子教授

Q.先生の経歴について教えてください。
 小学校に入る前、近所の友達を自宅に招いて“学校ごっこ”をよくしていましたが、自分が先生役をしていたのを覚えています。何かの影響を受けたのかもしれませんが、それが自分にとっては自然なことでした。なので、大学生になっても教師になりたいという思いだけは強く持っていました。
 時は経て、文理学部の助手という就職先が決まった時に、初めて一人暮らしをし始めました。その後、法学部の専任が決まり、外国人留学生に日本語を教える機会を得ました。今では、「日本大学韓国人留学生会」の顧問を務め、学部内で“留学生担当”(非公式)と呼ばれるようになりました。。

Q.インターネットを使った通信教育について,どのようにお考えですか?
 皆さんが思っている様に、世界のどこにいても学ぶ機会を得ることができるというのは、昔に比べればとても恵まれた機会だと考えています。私は大学院博士課程進学時、どうしても日本大学の先生の指導を受けたくて、飛行機で大阪から通学することを決意しました。当時の飛行機代が格安だったこと、長期休暇中は下宿代を支払わなくてよいことなど、よくよく調べたところ、一人暮らしをするよりも安く済むことがわかったからです。当時、こうした通信教育が存在していたら、『万葉集』に関連する現地調査を詳しくすることができたのではないかと思います。通学する時間や費用を現地調査に充て、自分の目で確かめた情報をより多くの論文に取り入れることが可能だったと思います。また、現在はインターネットで調査資料も購入できます。しかも容易に価格を比較できます。私の大学生の頃は、わざわざ東京・神保町まで足を運んで、研究書を買っていましたから。