田嶋倫雄准教授

Q.インターネットを使った通信教育について,どのようにお考えですか?
 インターネット自体が世間に流通してまだ数十年しか経っていません。その学習効果はまだ証明されたわけではないというのが,学術会でとられている立場と私は解釈しています。しかし,それはまだ秘められた可能性があることを示唆していると思います。今までできなかったことがインターネットのお蔭で可能になったことは事実で,学習の幅も,研究の仕方も,情報共有のスピードと量も,これからどんどん変わっていくものと思われ,正直なところを興味津々な気持ちです。日本大学大学院総合社会情報研究科において,インターネット通信教育の発展の一部に私もなれるのかもと思えることは,本当に幸運だと感じています。

Q.先生の,趣味や休日の過ごし方は?
 特別変わった趣味というわけではありませんが,とにかく読書と観劇への興味は尽きません。まとまった休暇が取れるならば,研究や執筆も込みで国外へ出向くようにしています。見聞を深める意味で,世界を自分の目で見て経験するのは,自分への投資でもあると思っています。
できるだけジョギングもするようにしていますが,これは趣味というより自分に対する試練になってしまっています。

Q.志望者に向けて,一言お願いします。
 社会人入学の多い研究科で,多くの人が自分の仕事や家庭と掛け持ちで勉学に励んでいます。スケジュールの調整などいろいろと困難は尽きないかもしれませんが,常に前向きに,少しずつでいいので進んでほしいと思います。

Q.先生にとって学問とは?
 より良い人間になるため,正しいことは何なのかを知るため,社会全体の人間存在の意義など突き詰めていくと理論的に考察しなければ説明できないことが,多々あります。その一部でもいいので解明し,少しでも納得できるようになるための手段だと思います。